※本記事掲載の画像はイメージです。実際と異なることがあります。
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パソコンの画面に白いテキストボックスが一つ。その右下で、入力を待つカーソルが静かに点滅している。指はキーボードの上に置かれたまま、言葉が出てこない――。
こんにちは、65歳、元ITエンジニアのヒロです。もしあなたが今、ChatGPTの画面を前にして、最初の一文字を打つ前に固まった経験がおありなら、この記事はあなたのために書きました。
正直に白状すると、私も同じでした。40年以上ITの世界で飯を食ってきた人間が、ですよ。2022年の暮れにChatGPTが話題になった時、意気揚々とアカウントを作って、さあ何か聞いてみようと画面を開いて――そして、そこで固まりました。「何を、どう聞けばいいんだ?」と。拍子抜けするほどシンプルな疑問で、しばらく画面を眺めるだけの時間が流れたんです。
【はじめに読んで下さい】(免責事項)
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1. 「プロンプトって何?」で止まってしまったあなたへ


ねえヒロさん、最近よく聞く「プロンプト」って、なんだか難しそうじゃない? 私なんて、あの英語みたいな言葉を見ただけで、もう無理って思っちゃうわ。



テルさん、その気持ち、よくわかりますよ。でも安心してください。プロンプトっていうのは、要するに「やってほしいことを伝える一言」です。難しいコードでも、暗号でもありません。普段の日本語で、お店の店員さんに注文するような感覚で大丈夫なんですよ。
この記事では、私自身が「何を聞けばいいんだ?」で固まった経験を踏まえて、60代の日常にそのまま使える、コピペで動くプロンプト例を35個以上お届けします。朝の新聞から夜の手紙書きまで、一日の中で「ちょっと聞いてみようかな」と思える場面ごとに整理しました。
- そのままコピーして使える、生活密着型のプロンプト例を35個以上ご紹介
- 「プロンプト」という言葉への苦手意識が、読み終わる頃にはすっかり消えている
- 回答の質を激変させる、5つの簡単なコツがわかる
- 安心して使うための「3つの約束」で、失敗を未然に防げる
- 読み終わったら、すぐにChatGPTを開いて試したくなる
お茶でも淹れて、ゆっくり読み進めてください。難しい話は一切ありません。読み終わる頃には「なんだ、普通に話しかければよかったのか」と、肩の力が抜けているはずです。
2. そもそも「プロンプト」とは何か?──身構えなくて大丈夫な理由


本題に入る前に、まず一番気になる「プロンプト」という言葉そのものについて整理しておきましょう。ここを抜けると、後の話が全部スムーズに頭に入ります。急がば回れ、です。
2.1 プロンプトとは「やってほしいことを伝える一言」──それ以上でも以下でもない


結論から申し上げます。プロンプトとは「ChatGPTにお願いする一文」のことです。それ以上でも、それ以下でもありません。
英語の「Prompt(プロンプト)」という単語には、もともと「きっかけ」「合図」「促すもの」という意味があります。劇場で役者が台詞を忘れた時に、舞台袖から小声で台詞を教える係を「プロンプター」と呼びますよね。あの「きっかけを与える」という感覚に近いんです。
たとえば、あなたがこう入力したとします。
今日の夕食に、冷蔵庫にあるキャベツと卵と豚肉で作れるレシピを3つ教えてください。
これが、立派なプロンプトです。難しくないでしょう? 普段、ご近所さんや家族に話しかけるのと全く同じトーンで、ChatGPTに話しかければいいんです。
つまり「プロンプト」と身構える必要はありません。あなたが普段、検索窓に打ち込んでいる言葉よりも、もっと自然な文章で話しかけてOKなんです。
2.2 コードも英語も要らない。「普段の日本語」で動くのが最大の強み


ここが、ChatGPTの最も革命的なところです。プログラミングの知識も、英語の力も、一切必要ありません。
なぜなら、ChatGPTは日本語に完全対応しているからです。しかも、敬語でもタメ口でも、少々崩れた文章でも、ちゃんと意味を汲み取ってくれます。「えっと、なんだっけ、あの、最近流行ってるやつについて教えて」みたいな、曖昧な話し方でも反応するんですよ。



えっ、マジすか? コマンドとか、特殊な書き方とか要らないってこと? 俺てっきり、プログラマーみたいな呪文を唱えるのかと思ってた。



タケシくん、それは誤解ですよ。元ITエンジニアの私が言うのもなんですが、本当に普通の日本語でいいんです。むしろ、プログラマー的な書き方をすると、かえって答えが堅苦しくなることもあるくらいです。
私はシステム開発の現場で、若い頃は呪文のようなコマンドを毎日叩いていました。その経験から言うと、ChatGPTは「機械にお願いする」のではなく「人に頼み事をする」感覚で接するのが正解です。「〇〇してもらえませんか」「〇〇について教えてください」――この調子で十分、立派なプロンプトになっています。
2.3 失敗しても何も壊れない。何度でも話しかけ直していい


これは、初心者が一番知っておくべきことです。ChatGPTは、あなたが何を入力しても壊れません。
変なことを聞いても、パソコンが止まることはありません。データが消えることもありません。もし返ってきた答えがおかしかったら、「違う、もう一度」と伝えるか、言い方を変えてもう一度聞けばいいだけです。
実は私、最初の頃は緊張していたんです。「変な質問をして、怒られたらどうしよう」「的外れな入力をして、システムに怒られないかな」と。40年ITの世界にいて、機械から「エラーです」と冷たく突き返された経験が身体に染みついていたんですね。でも、いざ使ってみると――ChatGPTは、どんな変な質問にも、不機嫌にならず、丁寧に答えてくれるんです。「お前の聞き方が悪い」なんて絶対に言いません。拍子抜けしました。
ですから、どうかこう思ってください。「ChatGPTは、24時間、どんな質問にも怒らずに付き合ってくれる、物知りで気の長い友人」なんです。その感覚さえつかめば、最初の一文字を打つ手が、ずっと軽くなりますよ。
2.4 「対話のキャッチボール」という感覚を覚えれば怖くない


ここで一つ、大事なコツをお伝えします。「一回の質問で、完璧な答えを引き出そうとしない」ことです。
最初に返ってきた答えが、少し長すぎたり、ちょっと違うニュアンスだったとしても、焦らなくていい。「もう少し短くして」「別の案を出して」「もっと子供向けの言葉で」と、追加で話しかければいいんです。これを私は「対話のキャッチボール」と呼んでいます。



なるほど、キャッチボールね。投げたら、受け取って、また投げる。それなら、私にもできそうな気がしてきたわ。



その感覚です、テルさん。お店で店員さんに「もう少しこういう感じのが欲しいんだけど…」と相談するのと、本当に同じですよ。追加で聞いていいんです。むしろ、そのほうが良い答えが返ってきます。
この「対話のキャッチボール」という感覚は、実は私たちの世代の得意分野かもしれません。現役時代、会議で部下や上司と「ちょっとそこ、もう一度説明して」「この部分、違う角度から見てくれる?」とやり取りしてきた経験がありますよね。あれと同じです。AIが相手でも、対話のリズムは変わりません。
3. そのままコピペでOK!60代の生活が楽になるプロンプト例35選


さて、お待たせしました。ここからが本題です。そのままコピーして、ChatGPTに貼り付けるだけで動く、60代の生活に密着したプロンプト例を35個以上ご紹介します。
「〇〇」や「△△」は、あなたの状況に合わせて書き換えてくださいね。まずは一つだけでもコピペして、返ってきた答えを眺めてみましょう。それだけで、世界がほんの少し変わって見えるはずです。
3.1 【朝の時間に】新聞・ニュース・最新情報を賢く読み解くプロンプト例


朝のコーヒー片手に、新聞を広げる。昔から変わらない、私たちの世代の朝の風景です。そこにChatGPTを加えるだけで、情報の受け取り方が劇的に変わります。わからない単語、気になる話題、掘り下げたい背景――その場で聞けるんですから。
今日の朝刊で見た「〇〇」という言葉について、60代の私にもわかるように、具体例を交えて解説してください。
最近話題の「△△」というニュースについて、背景と日本への影響を300文字程度でまとめて教えてください。
〇〇(国名)の最近の政治情勢について、日本への影響を中心に、中学生に教えるようにやさしく説明してください。
経済用語の「××」について、私たちの家計や生活にどう関わってくるか、身近な例で説明してください。
最近の健康・医療関連の話題で、60代が特に気をつけたいトピックを3つ、箇条書きで教えてください。
この5つに共通するのは、「自分の年齢・立場・知りたい方向」を一緒に伝えていること。これがプロンプトの第一歩です。自分の状況を伝えれば伝えるほど、答えは「自分専用」になっていきます。
3.2 【昼の時間に】献立・買い物・家事に役立つプロンプト例


毎日の献立に、頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。私の家でも、「今日、何にしよう」が夕方の決まり文句でした。でも、今は違います。ChatGPTに冷蔵庫の中身を伝えれば、1分でレシピ案が3つ並ぶんです。
冷蔵庫に〇〇と△△と××があります。この3つで作れる、胃に優しい夕食を3案提案してください。調理時間は30分以内でお願いします。
血圧が気になる60代向けに、塩分控えめでも美味しい晩ご飯メニューを、1週間分(7日分)考えてください。和食中心でお願いします。
来週、親戚の家を訪問する際の手土産を探しています。常温で3日持つ日持ちの良いもので、予算3000円以内、60代の夫婦に喜ばれそうなものを5つ提案してください。
糖尿病予防を意識した1週間分の献立を作ってください。和食中心で、できれば買い物リストも添えてください。
キャベツ・豚肉・卵で、20分以内に作れる簡単なレシピを3つ教えてください。できれば洗い物が少なくて済むものでお願いします。
今の季節(〇月)の旬の野菜を使った、見た目もきれいな煮物のレシピを3つ提案してください。作り置きできると嬉しいです。



献立って、本当に毎日悩むのよね。40年以上やってるのに、いまだに「何にしよう」で立ち止まっちゃう。これ、私が一番使いたいやつだわ。



そうなんですよ、テルさん。毎朝10分「今日は何にしよう」で悩むなら、ChatGPTに聞いて1分で候補が3つ出てくる方が賢い。10分が1分になれば、浮いた9分でコーヒーを淹れ直せますよね。
3.3 【趣味・学習】知的好奇心を満たすプロンプト例


定年退職して時間に余裕ができた今こそ、趣味や学習を深めるチャンスです。ChatGPTは、いつでもあなた専属の「個人教師」になってくれます。しかも月謝はタダ、居眠りしても怒りません。
織田信長について、小学校高学年でもわかるように、面白いエピソードを中心に解説してください。彼の人間的な魅力が伝わる感じでお願いします。
クラシック音楽を聴き始めたい60代のために、最初に聴くべき作曲家を3人選んで、代表曲とその魅力を教えてください。
60代から俳句を始めたいと思っています。基本ルール、上達のコツ、自作を自己評価するポイントを、初心者にもわかるように教えてください。
家庭菜園のミニトマトの葉が黄色くなってきました。考えられる原因と、初心者にもできる対処法を、わかりやすい言葉で3つ教えてください。
60代でゴルフの100切りを目指しています。週3回、1回30分で取り組める練習メニューを、1ヶ月分組んでください。
昭和の名曲で、今の若い世代(10代・20代)にも聴いてほしいものを10曲選んで、それぞれの聴きどころを教えてください。
私自身、家庭菜園でミニトマトを枯らしかけた時、ChatGPTに救われたことがあります。夕方、ベランダのプランターの前でしゃがみ込み、老眼鏡越しに黄色くなった葉を睨んでいました。「根腐れか? 肥料不足か?」と悩んでもわからない。でも、スマホを取り出して状況を説明したら、「水のやりすぎ」「日照不足」「根詰まり」の3つの可能性と、それぞれの見分け方を、まるで近所の園芸名人のように教えてくれたんです。あの時、救われました。
3.4 【お出かけ・旅行】計画を立てるプロンプト例


旅行の計画を立てるのは、旅そのものと同じくらい楽しい時間です。ですが、ガイドブックを何冊も広げて、予算や移動手段を計算するのは、正直疲れる作業でもあります。ChatGPTに「たたき台」を作ってもらえば、計画の大枠が一気に見えてきます。
あなたはベテランの旅行ガイドです。京都への1泊2日の旅行プランを考えてください。60代夫婦で、歩きすぎないゆったりした行程で、紅葉の名所を3つ回りたいです。
伊豆の温泉旅館で2泊3日の夫婦旅行を計画しています。予算は1人5万円以内、海の見える部屋がある宿を3つ提案してください。アクセス方法も添えてお願いします。
東京駅から日帰りで行ける、美味しい蕎麦が食べられて温泉にも入れる場所を3つ提案してください。所要時間と費用の目安も教えてください。
70代の両親を連れた家族旅行を計画中です。段差が少なく、バリアフリーが整った観光地を3つ教えてください。温泉があると嬉しいです。
3日間の九州旅行を、電車とバスだけで回れるモデルコースを作ってください。60代夫婦向けに、無理のない1日あたりの移動量でお願いします。
旅行プランの相談では、「ゆったり」「歩きすぎない」「バリアフリー」など、自分の身体の状況を遠慮なく伝えることが大事です。私たちの世代には、若い頃のように1日で10キロも歩ける人ばかりではありません。正直に伝えれば、それに合ったプランが返ってきます。
3.5 【文章作成】手紙・メッセージ・日記のプロンプト例


文章を書くのが得意な方でも、「改まった手紙」「心のこもったメッセージ」となると、筆が止まることがあります。ChatGPTに「下書き」を作ってもらって、自分の言葉で仕上げる――この使い方が、私の一番のおすすめです。
妻の還暦祝いに贈るメッセージカードの文面を、感謝と少しの照れが伝わる感じで、300文字程度で下書きしてください。
親戚への暑中見舞いの文面を、丁寧だけれど堅苦しくない感じで作ってください。近況を一言添えられる余白も残しておいてください。
小学3年生の女の子の孫に贈る誕生日メッセージを、優しくて少し笑える感じで書いてください。長すぎず、150文字くらいでお願いします。
友人の葬儀に参列できなかった際の、お悔やみの手紙の文面を作ってください。故人との思い出を一言書ける余白も残してください。
隣家の〇〇について、穏便に伝えたいのですが、手紙の下書きをお願いできますか。相手の気分を害さず、でも伝えたいことがしっかり伝わるトーンでお願いします。
退職の際、職場の後輩に送る挨拶メッセージを、感謝の気持ちが伝わる感じで書いてください。長すぎず、簡潔にお願いします。
3.6 【健康・医療・生活】暮らしを整えるプロンプト例


健康に関する話題は、60代にとって大きな関心事です。ただし、ChatGPTの答えはあくまで参考情報。最終判断は必ずお医者さんや専門家に――これは後ほど詳しく説明します。その前提で、日常の健康管理に役立つプロンプト例を見ていきましょう。
60代男性が健康診断で気をつけるべき項目と、その数値の意味を、やさしい言葉で解説してください。
最近、腰痛がひどい60代向けに、自宅でできる簡単なストレッチを3つ、イラストで浮かぶように丁寧に説明してください。無理のない範囲でお願いします。
60代から始められる終活としての家の整理術を教えてください。1日15分から始められ、3ヶ月で一区切りつくペースでお願いします。
60代向けに、スマホの通信費を見直す際の「考え方」を教えてください。格安プランと大手キャリアの比較ポイントも添えてお願いします。



え、ChatGPTって健康のことまで聞いていいの? 俺、病院行かずに済むなら全部これで済ませたいんだけど。



タケシくん、そこは注意してください。ChatGPTの答えはあくまで参考情報。一般的な知識としての話は聞けますが、「自分の症状は何か」「薬を飲むべきか」といった個別の判断は、必ずお医者さんに。ここだけは、絶対に譲れない線引きです。
3.7 【孫・家族】家族関係が豊かになるプロンプト例


ChatGPTは、実は家族との関わりを深めるきっかけにもなります。孫との遊び方、子供との重い話――そんな場面で、ちょっと相談できる相手がいると心強いものです。
小学3年生の孫に、夏休みの自由研究のテーマを5つ提案してください。身近な材料で取り組めて、1〜2週間で完成できるものでお願いします。
小学生の孫と一緒に遊べる、昭和世代も楽しめる室内ゲームを5つ教えてください。特別な道具が要らないものでお願いします。
30代の娘に、遺産相続について話し合いを持ちかけたいです。重い雰囲気にならず、自然に切り出すメッセージの下書きを作ってください。
ここまでで、プロンプト例は合計35個。どれか一つでもピンと来たら、すぐにコピペして、ChatGPTに貼り付けてみてください。返ってきた答えを眺めているうちに、「次はこういう聞き方をしてみよう」と、自然とアイデアが湧いてきます。
4. 答えの質が激変する!「役割」と「条件」を加える5つのコツ


ここまででプロンプト例を眺めて、お気づきになった方もいるかもしれません。「あなたはベテランの旅行ガイドです」「〇〇文字程度で」「箇条書きで」――こうしたちょっとした一工夫で、返ってくる答えの質が劇的に変わるんです。
この章では、私が日々実践している5つのコツを、ビフォー・アフター形式でお伝えします。全部覚える必要はありません。「これ、使えそうだな」と思うものから一つずつ取り入れてみてください。
4.1 コツ①:「あなたは〇〇です」と役割を与える


結論から言うと、ChatGPTに「役割」を与えると、答えのトーンと深さが激変します。
なぜかと言うと、ChatGPTは「自分が誰として答えるか」を意識すると、その役になりきって回答してくれるからです。「ベテランの旅行ガイド」と言えば旅のプロの視点で、「小学校の先生」と言えば子供にもわかる言葉で、答えを組み立ててくれます。仕組みとしては、「どの知識をどう並べて出すか」のスタイルが、役割によって切り替わるわけです。
| 比較 | プロンプト例 | 返ってくる答えの傾向 |
| ❌ Before | 京都の観光地を教えて | 無難な有名観光地の羅列。教科書的。 |
| ⭕ After | あなたはベテランの旅行ガイドです。京都の穴場観光地を、60代夫婦向けに3つ提案してください | 混雑を避けた場所、60代に優しい行程、具体的な回り方まで提案 |
役割の指定は、たった一文で済みます。「あなたは〇〇です」――この呪文を、質問の頭に付けるだけ。お試しあれ。
4.2 コツ②:「〇〇文字以内で」と分量を指定する


ChatGPTに何も指定しないと、結構な長文が返ってきます。画面をスクロールしながら読むのは、老眼の私たちには少々辛い。ですから、「200文字以内で」「箇条書きで5つ」と、分量をあらかじめ伝えるのがおすすめです。
| 比較 | プロンプト例 | 返ってくる答えの傾向 |
| ❌ Before | 血圧を下げる食事について教えて | 論文調の長文。読むのに疲れる |
| ⭕ After | 血圧を下げる食事について、箇条書きで5つ、1つ30文字以内でまとめて | 短くキリッと、要点だけが並ぶ |
4.3 コツ③:「〇〇向けに」と対象読者を指定する


「誰に向けた答えか」を指定すると、答えの難易度が自在にコントロールできます。「小学生にもわかるように」「IT初心者の60代にわかるように」「介護が必要な家族向けに」――この一言を足すだけです。
| 比較 | プロンプト例 | 返ってくる答えの傾向 |
| ❌ Before | NISAについて教えて | 専門用語たっぷり。読むうちに眠くなる |
| ⭕ After | NISAについて、投資をしたことがない60代にもわかるように、例え話を交えて解説して | 日常の例え話で、ゆっくりと解説 |
4.4 コツ④:「出力形式」を指定する(箇条書き・表・ステップ)


見やすさは、情報の理解度を大きく左右します。「箇条書きで」「表形式で比較して」「ステップごとに解説して」と、出力の形を指定しましょう。
- 「箇条書きで」→ポイントを一覧で確認したい時に
- 「表形式で比較して」→複数の選択肢を見比べたい時に
- 「ステップごとに解説して」→手順を追って進めたい時に
- 「Q&A形式で」→疑問点を整理したい時に
4.5 コツ⑤:前提条件・状況を詳しく伝える


最後のコツは、「自分の状況を、できるだけ詳しく伝える」ことです。ChatGPTは、あなたのことを何も知りません。年齢も、性別も、住んでいる場所も、健康状態も。ですから、情報を渡せば渡すほど、答えは「自分専用」になっていきます。



こんなに細かく伝えていいの? なんだか、相手に失礼な気がしてきちゃうわ。



テルさん、むしろ、細かい方が喜ばれますよ。ChatGPTはあなたの状況を知らないんです。「私は60代、腰痛持ち、一人暮らし」――このくらい伝えて、ようやくスタートラインです。
この5つのコツは、全部を一度に覚える必要はありません。「今日はコツ①を試そう」「明日はコツ②」――そんなペースで十分です。使ううちに、自然と組み合わせられるようになります。
5. 一発で完璧を求めない。「対話のキャッチボール」で理想の答えに近づけよう


ここまで、プロンプト例とコツをお伝えしてきました。ですが、正直に告白すると――どんなに上手にプロンプトを書いても、一発で「100点満点」の答えが返ってくることは、滅多にありません。
では、プロの使い手は何をしているのか。答えはシンプルです。「対話で修正していく」――これに尽きます。ここでは、その具体的な方法をお伝えします。
5.1 追加指示の魔法の言葉5選


ChatGPTから返ってきた答えが、ちょっと違うな、と思った時。「はい、ありがとう」で終わらせずに、もう一度話しかけてみてください。以下の5つのフレーズを覚えておけば、ほとんどの場面に対応できます。
- 「もっと短くして」 →長すぎる答えを要約してもらう
- 「別の案を3つ出して」 →違う切り口のアイデアを追加で引き出す
- 「言葉をもっと柔らかくして」 →堅い文章を親しみやすくする
- 「専門用語をやさしく言い換えて」 →難しい言葉をわかりやすく
- 「箇条書きに整理して」 →長文をポイント別に整理してもらう
この5つは、私も毎日使っています。特に「もっと短くして」は愛用中。ChatGPTは、ほっておくと少々長めに語ってしまう癖があるんです。老眼には辛いので、遠慮なく「短く」と伝えましょう。
5.2 なぜ「対話」のほうが良い答えが出るのか(仕組みの解説)


ここで、元ITエンジニアとして、ちょっとだけ仕組みの話をさせてください。ChatGPTは、同じ会話の中で、前に交わしたやり取りを覚えています。これが「対話のキャッチボール」が成立する理由です。
たとえば、最初に「京都の旅行プランを考えて」と頼み、返ってきたプランに「紅葉が見られる時期に絞って」と追加で伝えると、ChatGPTはちゃんと「さっきの京都プランを、紅葉の時期に絞るんだな」と理解して、修正版を出してくれます。毎回ゼロから説明し直す必要はありません。
仕組みとしては、ChatGPTが「今この会話の流れ」を一時的に記憶している、とイメージしてください。私たちが職場で部下と打ち合わせをしている時と、感覚は同じです。「さっきの話の続きだけど…」で通じる、あの感覚です。
だからこそ、一発で完璧を目指さず、「話しながら理想に近づけていく」のが、結果的に一番効率がいいんです。これは、私が仕事でAI活用のコンサルをする時、クライアントに最初にお伝えすることでもあります。
5.3 対話は最高の「脳トレ」でもある


もう一つ、こっそりお伝えしたいのが――ChatGPTとの対話は、実は最高の脳トレでもあるということです。
考えてみてください。「どう伝えれば、自分の望む答えが返ってくるか」を考える。これは、相手の立場に立って言葉を選ぶ力――つまり共感力と論理的思考の訓練です。「違う角度から聞き直す」のも、思考の柔軟性を鍛える営み。
認知機能の維持には、「使う」ことが何よりの特効薬だと言われます。パズルや計算ドリルも良いですが、ChatGPTとの対話は、それらと同じか、それ以上に頭を使います。しかも、楽しい。一石二鳥、いや、三鳥くらいの価値がある習慣になり得ますよ。
6. 安心して使うための「3つの約束」


ここまで、ChatGPTの便利さをたっぷりお伝えしてきました。ですが、便利な道具ほど、使い方を誤ると落とし穴にハマります。包丁と同じですね。料理に使えば美味しいものが作れますが、扱いを誤れば怪我をする。
ここで、私からあなたに3つの約束をお願いしたいんです。たった3つ。これを守っていただければ、ChatGPTを安心して使えます。
6.1 約束①:個人情報は絶対に入力しない


一番大事な約束です。本名・住所・電話番号・マイナンバー・クレジットカード番号・銀行口座の情報・パスワードは、絶対にChatGPTに入力しないでください。
なぜかと言うと、ChatGPTに入力した情報は、サービスを提供する会社のサーバーに届きます。そして、場合によってはAIの学習データとして使われる可能性がゼロではないんです。これは、理屈の上での話ですが、万が一を避けるための基本的な心構えです。
- ⭕ OK:「東京23区内から」「60代男性」「糖尿病気味」(ざっくりした情報)
- ❌ NG:「東京都〇〇区〇〇町1-2-3」「山田太郎、65歳」(特定できる情報)
- ⭕ OK:「娘夫婦の家(埼玉県)へ訪問する」(ざっくりした属性)
- ❌ NG:「娘の山田花子(〇〇銀行勤務)へ訪問する」(勤務先・氏名)



えっ、私、旅行プラン作る時に自分の住所入れちゃってたわ…。これからは気をつけなきゃ。



テルさん、大丈夫ですよ、過ぎたことは仕方ない。これからは「東京都内から」くらいのざっくり情報で十分です。むしろ、それくらいの方がChatGPTも答えやすいんです。
6.2 約束②:重要な判断はChatGPTの答えだけで決めない


二つ目の約束は、「ChatGPTの答えを、鵜呑みにしない」ことです。
AIには「ハルシネーション」という現象があります。直訳すると「幻覚」。ChatGPTは、時々、自信満々に間違った情報を答えることがあるんです。「そんなサービスは実際には存在しない」「その法律は今はもう変わっている」――こういう誤りを、平然と混ぜてくることがあります。
特に危険な領域は、次の3つです。
- 医療・健康に関する判断(薬の服用・症状の診断・治療法の選択)
- 法律・税金・相続の手続き(制度は頻繁に変わるため、古い情報が混ざる)
- 投資・資産運用の判断(個別銘柄の推奨やタイミング判断)
これらの領域では、必ず専門家(医師・弁護士・税理士・FP)に相談するか、公的機関のサイト(厚生労働省、国税庁、金融庁)で裏を取るようにしてください。ChatGPTは「最初の入り口」として使い、「最終判断」は専門家に――この使い分けを徹底しましょう。
白状すると、私も最初の頃、ChatGPTの答えを鵜呑みにして失敗したことがあります。ある制度について尋ねた時、返ってきた答えが「なんとなくそれっぽい」ものでした。私は納得し、その情報をもとに手続きを進めようとして――役所の窓口で「その情報は古いですね」と言われたんです。肩の力が一瞬で抜けた、あの敗北感は今も覚えています。それ以来、私は「公的情報は必ず公式サイトで裏取り」を徹底しています。
6.3 約束③:まずは無料版で十分。慣れてから有料版を検討


三つ目の約束は、お財布への配慮です。ChatGPTには無料版と有料版がありますが、最初は無料版で十分です。
なぜなら、本記事でご紹介した35個のプロンプト例は、ほぼ全て無料版で動きます。日常使いに困る場面は、ほとんどありません。有料版が本当に必要になるのは、以下のような方だけです。
| 状況 | 無料版で十分 | 有料版を検討 |
| 1日の使用回数 | 数回〜10回程度 | 数十回以上 |
| 画像や音声も使う | 使わない | 使い込みたい |
| 最新情報の参照 | こだわらない | 常に最新を求めたい |
| 生活密着の用途 | OK | プロ用途 |
ですから、まずは無料版で3ヶ月ほど試してみてください。「もっとこうしたい」という具体的な不満が出てきたら、その時に初めて有料版を検討すればいい――これで焦らず、自分に合った使い方を見つけられます。
7. 「こう聞いたら、こう返ってきた」リアルな対話例で学ぶプロンプトの活用


ここまで、プロンプト例とコツと注意点をお伝えしてきました。でも、もしかすると「実際の対話ってどんな感じなの?」と、まだイメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、私自身が実際にChatGPTとやり取りした3つの場面を、そのままご紹介します。完璧な答えが一発で返ってきたわけではありません。対話のキャッチボールを重ねて、理想に近づけていった過程です。
7.1 体験談①:家庭菜園で枯れかけたミニトマトを救った話


昨年の夏のことです。ベランダのプランターで育てていたミニトマトの葉が、ポツポツと黄色くなってきました。毎朝水をやっていたのに、なぜ? 園芸店に相談しに行く時間もなく、私はスマホを取り出しました。
家庭菜園のミニトマトの葉が黄色くなってきました。考えられる原因と対処法を教えてください。
返ってきたのは、ずらっと並んだ「可能性のリスト」。根腐れ、栄養不足、日照不足、病害虫――全部の可能性が書いてあって、逆に絞れません。そこで、追加でこう聞きました。
状況を詳しく伝えます。プランターで育てています。毎日朝1回水をやっています。下の葉から黄色くなり、上に向かって広がっています。日当たりはベランダの南向きです。この状況だと、原因は何が一番可能性高いですか?
すると、「毎朝1回水やり」「下葉から黄色」という情報から、『水のやりすぎによる根腐れ』の可能性が高い、と絞り込まれた答えが返ってきたんです。対処法として「2〜3日水やりを止める」「土の表面が乾いてから水をやる」というアドバイスも。
半信半疑で水やりを控えたら、ミニトマトは見事に持ち直しました。あの時、園芸店まで行く時間もなく、一人で悩んでいた私の味方になってくれたのは、紛れもなくChatGPTです。たった2回のやり取りで、ミニトマトが救われたんですよ。
7.2 体験談②:孫への誕生日メッセージをChatGPTと一緒に書いた話


孫(小3の女の子)の誕生日が近づいていた時のことです。「おじいちゃんから、ちょっと気の利いたメッセージを書きたい」と思ったんですが、いざ原稿用紙を前にすると、筆が止まりました。「元気に大きくなってください」――それしか出てこない。
小学3年生の女の子の孫に贈る誕生日メッセージを、優しくて少し笑える感じで書いてください。長すぎず、150文字くらいでお願いします。
返ってきた下書きは、想像以上に良かったんです。「〇〇ちゃん、お誕生日おめでとう。おじいちゃんはね、〇〇ちゃんの笑顔を見ると…」――そんな書き出しで、孫の名前を入れる余白まで残してくれていました。
ただ、少し甘すぎる気がしたので、追加で「もう少し、おじいちゃんらしいユーモアも入れて」とお願いしました。すると、「おじいちゃんは〇〇ちゃんより年齢で言えば大先輩だけど、実は一緒に虫を探す時の気持ちは同じなんだよ」――そんな一文が追加されて、思わず笑ってしまいました。
最終的に、ChatGPTの下書きを8割くらい残して、自分の言葉で2割だけ書き直して完成。孫は喜んでくれました。妻からは「あら、珍しく気の利いたこと書いたわね」と褒められ――この話は内緒にしておきます。
7.3 体験談③:新聞の難しい経済記事をChatGPTに解説してもらった話


ある朝、朝刊の経済面に「日銀のマイナス金利解除」という見出しが躍っていました。記事を読んでみたのですが、専門用語が多くて、正直、半分も理解できていない。でも、夕方には息子から電話が来る予定。なんとなく「わかってる風」で話せるようにしたい――そんな思いで、ChatGPTに頼りました。
今日の朝刊で「日銀のマイナス金利解除」というニュースを読みました。私たちの生活(預金・住宅ローン・物価)にどう影響するか、60代の主婦・主夫にもわかるように、箇条書きで説明してください。
すると、「預金金利は上がる可能性あり」「住宅ローン金利も上昇傾向」「物価への影響は…」と、生活目線での影響が整理されて返ってきました。さらに「素朴な疑問として、これで銀行に預けると利息が増えるの?」と追加で聞くと、「理論上は増えます。ただし大手銀行の反映は遅れがちで、1〜2年かけてじわじわと…」と、より踏み込んだ解説が。
夕方の電話で、息子と経済の話で5分盛り上がれました。息子から「お父さん、詳しいね」と言われ――心の中でガッツポーズ。知ることの喜び、知っていると伝えられる喜び。これが、ChatGPTが与えてくれた「小さな幸せ」の一つです。
8. ChatGPTを使うと、60代の暮らしはどう変わるか


ここまで読んでくださったあなたは、もう「ChatGPTを使い始めるスタート地点」に立っています。最後に、ChatGPTを日常に取り入れると、60代の暮らしがどう変わるか――私自身の実感を交えて、お伝えします。
8.1 朝のコーヒータイムが「知的な時間」に変わる


朝のコーヒー。新聞を広げて、記事を読み流す。これまでの私たちの朝の定番でした。そこにChatGPTが加わると、気になった単語や話題を、その場で深掘りできるようになります。
「この経済用語、なんとなくしか知らないな」「この国のニュース、背景が気になるな」――スマホを取り出して、ChatGPTに聞く。5分後には、記事が立体的に理解できています。受動的に情報を浴びるだけの時間から、能動的に知識を広げる時間へ。朝の30分が、ぐっと濃密になります。
8.2 家族との会話のネタが増える


定年退職後、会話の機会は自然と減るものです。職場の雑談もなく、旧友との飲み会も月に1回あればいい方。ChatGPTは、会話のネタを仕入れる相棒にもなってくれます。
「今日、ChatGPTにこんなこと聞いてみたら、面白い答えが返ってきてね…」――これだけで、配偶者や子供、孫との会話が弾みます。妻と夕食の時、「ChatGPTが今日、変な回答してきたのよ」と笑い話をするのが、我が家の最近の定番です。老後の日常に、ささやかな笑いのネタが増える――これ、思っている以上に大きな効果ですよ。
8.3 趣味の深さが変わる


趣味を深めるには、「教えてくれる人」が必要です。でも、教室に通うのは時間とお金がかかる。先生に質問するのも遠慮する。そんな時、ChatGPTは24時間、あなたのペースに合わせて付き合ってくれる個人教師になります。
家庭菜園、俳句、歴史、クラシック音楽、ゴルフ――どんな趣味でも、わからないことがあればその場で聞ける。わかるまで何度でも聞き直せる。教室の先生には聞きにくい「基本すぎる質問」も、ChatGPTは嫌な顔一つしません。趣味の深さが、じわじわと変わっていく実感を、ぜひ味わってみてください。
8.4 「自分で調べて、自分で解決できた」という自信


最後に、これが一番大きな変化かもしれません。「若い人に聞かなくても、自分で答えに辿り着けた」という、静かな自信の回復です。
定年退職を迎えた後、「教えてもらう側」になる場面が増えました。スマホの新機能、オンライン予約、SNS――「うちの子に聞いてみるわ」と、家族に頼る自分に、どこか寂しさを感じる。そんな経験、ありませんか?
ChatGPTを使いこなし始めると、この感覚が変わります。自分で調べて、自分で理解し、自分で解決する――そのサイクルが回り始めると、「まだまだ時代に付いていけるな」という、穏やかな自信が戻ってきます。これは、単なる便利ツールを超えた、人生の質に関わる変化です。
9. よくある質問(FAQ)


最後に、ChatGPTをこれから使い始める方からよく聞かれる質問を、まとめてお答えします。
- ChatGPTは無料で本当に使えますか?
-
はい、無料版でも十分使えます。本記事でご紹介した35個のプロンプト例は、ほぼ全て無料版で動作します。日常使いで困る場面はほとんどありません。ただし、最新情報の参照や、画像生成・音声対話を使い込みたい方は、有料版(月20ドル程度)を検討する余地があります。まずは無料版で3ヶ月ほど試してみるのがおすすめです。
- スマホでもパソコンでも使えますか?
-
どちらでも使えます。文字入力が楽な方を選んでください。老眼の方は、画面が大きいパソコンの方が読みやすい傾向があります。一方、スマホアプリなら音声入力も使えるので、タイピングが苦手な方にはおすすめです。両方インストールして、場面に応じて使い分けるのも良いでしょう。
- 答えが間違っていたらどうすればいいですか?
-
「違います」「もう一度お願いします」と伝えればOKです。それでも改善しない場合は、質問の仕方を変えてみてください。「別の言い方で」「具体例を交えて」などの追加指示も効果的です。特に医療・法律・税金など重要な領域では、必ず公式サイトや専門家に裏取りをしてください。
- 質問回数に制限はありますか?
-
無料版では、高性能なモデルを使う際に1日あたりの回数制限がかかる場合があります。ただし、日常使いのレベルでは、まず上限に達することはありません。1日に数十回質問しても、問題なく使えるケースがほとんどです。有料版では、この制限がぐっと緩和されます。
- 日本語以外の言語も使えますか?
-
使えます。英語・中国語・韓国語・フランス語など、主要な言語に対応しています。翻訳にも使えるので、海外旅行前に「この文章を英語にして」とお願いすれば、立派な翻訳ツールになります。ただし、重要な書類の翻訳は、念のため別途、公式翻訳サービスでも確認することをおすすめします。
- 音声で質問することもできますか?
-
はい、ChatGPTのスマホアプリでは音声入力に対応しています。話しかけるだけで、自動的に文字起こしされて質問されます。老眼で小さな文字の入力が辛い方にも、おすすめの機能です。最近では、まるで会話しているかのように、音声で答えを返してくれる機能も登場しています。
- ChatGPTに頼りすぎて、自分で考えなくなりませんか?
-
これはよく聞かれる心配ですが、実は逆です。ChatGPTと対話する中で、「どう問えば欲しい答えが出るか」を考える行為そのものが、頭の体操になります。また、返ってきた答えを評価し、必要に応じて修正を求めるプロセスは、論理的思考や批判的思考を鍛える訓練になります。「考えなくなる」のではなく、「考える質が変わる」のです。
10. まとめ まず一つ、コピペして試してみましょう


ここまで長い記事にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。最後に、今日お伝えしたことを3つに絞って、お持ち帰りいただきたい要点としてまとめます。
- ① プロンプトは「話しかけ」。普段の日本語でOK。コードも英語も不要。「〇〇してください」でちゃんと動く
- ② 60代の生活密着型プロンプト例を35個ご紹介。朝の新聞、昼の献立、夜の手紙書きまで、一日の流れでそのまま使える
- ③ 「役割」「条件」「対話のキャッチボール」で答えの質は激変。一発完璧を目指さず、追加指示で理想に近づける
そして、安心して使うための3つの約束――個人情報は入力しない、重要判断は専門家に、まずは無料版で十分。これさえ守れば、ChatGPTはあなたの日常をそっと豊かにしてくれる、頼もしい相棒になります。
最後に、同世代のあなたへ、心からのお願いを一つ。この記事を読み終えたら、どれか一つでいいので、プロンプト例をコピペしてChatGPTに貼り付けてみてください。返ってきた答えに、きっとあなたは驚くはずです。「こんな一言で、こんな答えが返ってくるのか」と。その小さな驚きこそが、あなたの新しい日常への第一歩です。
失敗しても、壊れません。変な答えが出ても、笑って「もう一度」と伝えればいい。60代は、AIを使いこなすには、むしろ最高の世代だと私は思います。時間があり、経験があり、対話の呼吸を心得ている。若い人より、むしろ深く、AIと付き合える世代です。



老後は余生じゃない。OSの大型アップデートです。ChatGPTは、そのアップデートに付けてきた便利な新機能の一つ。使わないのは、もったいないですよ。さあ、今日から、新しい対話を始めましょう。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。あなたのセカンドライフが、ChatGPTによって、ほんの少しでも豊かになることを、心から願っています。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
本記事の注意事項(免責事項)
最後までお読みいただきありがとうございました。本記事の内容は筆者の個人的な見解や体験に基づくものであり、読者様の状況や環境によって最適な答えは異なります。情報を参考にされる際は、必ずご自身の判断でご活用ください。当ブログの情報を利用したことによるいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。


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